女川町では、東日本大震災により壊滅的な被害を受けた女川町地方卸売市場をはじめとする製氷・冷凍冷蔵施設や水産物加工処理施設等の早期復興に向け、地方卸売市場の背後に位置する宮ヶ崎地区の漁港区域を拡大し、水産業関連施設の集積化を図り、基幹産業である水産加工・流通業の拠点となる水産加工団地を整備する計画を進めています。
女川町水産加工団地排水処理施設整備等事業は、この水産加工団地を整備する計画に基づき、水産業関連施設から排出される汚水により、良好な沿岸漁場である女川湾の水質悪化を防止するため、排水を一元的に処理(浄化)・管理する排水処理施設を整備し、水産関連事業者が共同利用することにより、環境への負荷を低減し漁場の保全を図るものです。
なお、本事業の実施に当たっては、「民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律(PFI法)」(平成11年法律第117号)に基づくPFI手法を導入し、民間の技術能力及び経営能力活用による事業期間を通じたライフサイクルコスト削減、性能発注によるコスト縮減等、財政資金の効率的な活用を図っています。
女川町水産加工団地排水処理施設整備等事業
女川町水産加工団地排水処理施設整備等事業とは
PFIとは
PFIとは、プライベート・ファイナンス・イニシアティブ(Private Finance Initiative)の略で、より効果的・効率的な事業実施を目指し、国や自治体が、民間の資金や能力を活用し、公共施設の整備・運営などを行うというものです。
平成4年に、イギリスで最初に導入され、日本では、PFI法が施行された平成11年以降、この手法を使った事業がさまざまな分野で展開されています。
女川町ではこの水産加工団地排水処理施設が始めての導入となり、宮城県では平成25年4月に供用を開始した教育・福祉複合施設である「まなウェルみやぎ」や、石巻市にある「養護老人ホーム万生園」などの整備・運営に同手法が活用されています。
平成4年に、イギリスで最初に導入され、日本では、PFI法が施行された平成11年以降、この手法を使った事業がさまざまな分野で展開されています。
女川町ではこの水産加工団地排水処理施設が始めての導入となり、宮城県では平成25年4月に供用を開始した教育・福祉複合施設である「まなウェルみやぎ」や、石巻市にある「養護老人ホーム万生園」などの整備・運営に同手法が活用されています。