女川町出身の独国和尚が文政7年(1824年)に勧請し、多くの人々の寄進により建立された石碑。 観音像が彫られた石碑は、一番碑から三十二番碑までが山の尾根沿いに、三十三番碑は、補陀閣と呼ばれている独国和尚の庵跡の内部に建てられています。 |
女川の文化財
三十三観音碑(女川町指定有形文化財)
補陀閣(ほだかく)(女川町文化財保存展示施設)
補陀閣は、独国和尚の庵寺で、和尚に関わる石碑や品々が安置されていました。東日本大震災で建物は被災し、復興工事の為に元の場所は造成されることになりました。 現在は「女川町文化財保存展示施設」で、内部に3基の石碑・木額・鰐口(女川町指定有形文化財)外側に5基の石碑(女川町指定文化財)が展示されています。 |
波切不動尊(女川町指定有形文化財)
三十三観音道の入り口にある「波切不動尊」は文政7年(1824年)に建立された。一度沈んだ船も再び浮かび上がると伝えられていて、船舶の安全を願う人々の参拝が絶えることがなく、地元の人々が大切にしてきた不動尊です。 |
江島法印神楽 (宮城県指定無形民俗文化財)
江島久須師神社の祭礼で奉納される神楽で、大正時代に登米地方から師匠を呼び習ったことが始まりで、それ以後、江島島民に受け継がれている。 昭和46年には宮城県の指定無形民俗文化財となり、令和元年には伝承100周年を迎えました。 |
獅子振り(ししふり)
女川町内各地区(各神社)に受け継がれている伝統芸能で、獅子頭はひとつとして同じものはありません。太鼓・笛・お囃子なども各地区で異なります。 年の初めに、獅子はご祈祷を受けた後、各家庭をまわります。たんぶち唄から始まり、邪気を払い、無病息災・家内安全を願って、神棚の前や部屋で舞い踊ります。 |