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平成26年1月14日掲載
魚市場、初セリに威勢のよい声響く
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1月6日、女川魚市場で初競りが行われ、競り人の威勢のいい掛け声が場内に響きわたりました。
昨年の魚市場の水揚げは、数量ではサンマの不漁もあって昨年 を下回ったものの、金額は魚価高を背景に約73億7千万円となり、震災前の75%にまで回復しました。
平成26年度中には、新しい魚市場上屋の完成も予定されています。海の神様、今年こそ豊漁を期待してますよ~!
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平成26年1月27日掲載
女川フィーバーエンジェルス、2年ぶりの全国大会へ
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スポ少女子バスケットボールチーム「女川フィーバーエンジェルス」が2年ぶりに宮城県予選を制し、3月に開催される第45回全国ミニバスケットボール大会への出場を決めました!
1月9日に報告に訪れた選手たちに須田町長から「私も昔バスケをしていたが、女川は伝統的に強い。活躍を期待している」と力強いエールが送られました。
2年前のベスト16より上を目指して、熱戦を期待してます!
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平成26年1月14日掲載
中心部の盛土工事が進んでいます
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中心部の盛土工事が、徐々に形が見えてきました。昨年7月に撮影した写真(上)と今年1月に撮影した写真(下)を比べてみると、道路舗装が撤去され、特に新女川駅建設予定地(左手奥側)を中心に盛土が進んでいることが、ご覧いただけると思います。
工事は、盛った土を少しずつ踏み固めながら施工するため時間がかかりますが、安全に建築物を設置できるよう丁寧に進めながらも、来年3月の新女川駅の供用開始を目指しています。
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平成26年1月14日掲載
災害公営住宅、完成間もなく
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陸上競技場跡地に建設中の災害公営住宅が、完成に近づいてきました。外壁に設置されていた足場も撤去され、現在は内装や外構工事が中心となっています。
当住宅は、本町で最初となる200戸の災害公営住宅で、入居者もすでに決定し、あとは完成を待つばかり。3月末の入居開始を目指し、夜遅くまで工事をしながら、その完成を急いでいます。
新しい住宅への入居って本当に待ち遠しいですよね。
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平成26年1月20日掲載
「ぼうさい甲子園」で女川中学校がグランプリ獲得
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1月12日、兵庫県・毎日新聞社・ひょうご震災記念21世紀研究機構主催「ぼうさい甲子園」の表彰式・発表会が神戸市内で開かれました。この賞は子どもや学生が学校や地域において主体的に取り組む優れた「防災教育」活動を顕彰するもので、応募115団体の中から「いのちの石碑プロジェクト」を進めた女川中学校が見事にグランプリを獲得し、表彰されました。
1千年後まで伝える津波の教訓と故郷への想い…。届け!未来の子どもらに。
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平成26年2月17日掲載
まちに癒やしの新空間、ピーターラビットTMの庭
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100年以上前の英国で絵本の主人公として誕生し、今なお世界中の人々から愛されるピーターラビットTM。三菱UFJ信託銀行がピーターラビットTMをイメージキャラクターに採用してから25周年を記念して製作された英国風庭園が、多くの方のご支援で女川町地域医療センターの敷地内に再現され、2月2日セレモニーが行われました♪
「新しい女川が緑と色彩にあふれた美しいまちになってほしい」みんなの想いが、今の、そしてこれからの女川を支えてくれます。癒しの空間で、紅茶でも飲んでみては。
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平成26年2月17日掲載
記録的な大雪、子どもたちは喜ぶも…
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2月8~9日にかけて降った大雪は、仙台で78年ぶり、隣の石巻では何と91年ぶりとなる記録的な積雪になりました。
例年、積雪が数えるほどしかない女川でも、道路や車が雪に埋もれるなど交通も完全麻痺し、喜ぶのは子どもたちばかり。
雪がやんだ後も、町内各所で除雪車や雪かきする姿が見られましたが、あまりの雪の多さに置き場所すら見当たらない状況に…。もう雪は勘弁してください(> <)
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平成26年3月10日掲載
災害公営住宅内覧会を開催、新生活へ期待膨らむ
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3月1日~3日、陸上競技場跡地に建てられた災害公営住宅(女川町営運動公園住宅)の内覧会が開かれました。3階建と4階建からなる鉄筋コンクリート造の集合住宅には、1号棟から8号棟まで計200戸用意され、そのうち2K~4LDKまで7タイプの部屋が公開されました。
入居する予定の方たちは「こんなによくなると思わなかった」「エレベーターがありがたい」などと嬉しそうな表情で、さっそく設備・収納のチェックやメジャーを持って寸法を測る姿も。住宅には、3月28日に行われる完成セレモニーの翌日から順次入居していく予定です。
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平成26年3月10日掲載
女川サプリメント解体始まる
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3月3日、女川町の震災遺構候補となっていた「女川サプリメント」の解体が始まりました。
本町では、自然災害の恐ろしさや避難の大切さを人々に視覚で伝えるべく、津波で倒壊したビル3棟を震災遺構の候補としてその保存を検討してきましたが、建物自体の耐久度や復興工事への影響なども考慮し、旧女川交番を除く2棟の解体を決定しました。
残る江島共済会館も本年秋頃には解体される予定です。今のうちにご自分の目に胸に焼き付けてください。
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平成26年3月24日掲載
豊田市と災害時相互応援協定を締結
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3月8日に愛知県豊田市で行われた「とよた防災フェスタ」において、本町は大規模地震などの災害に備えて豊田市と災害時相互応援協定を結びました。
この協定は、災害が発生したときに復旧・復興対策を円滑にするため、食料や飲料水などの生活必需品や資機材の提供、また被災者を受け入れたりするものです。本町が同協定を結ぶのは、高知県香南市、栃木県塩谷町に続いて3自治体目で、豊田市は震災以降、本町へ支援職員を派遣するなど温かい支援をいただいてきました。今後も互いに絆を深めていきます!
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平成26年3月24日掲載
あれから3年「女川町追悼式」
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震災から3年、3月11日に総合体育館で東日本大震災「女川町追悼式」が行われ、家族や友人を亡くされた900人以上の方々が参列しました。式では、町長の式辞、議長、県知事の追悼のことばに続き、遺族を代表して16歳の佐藤亮太君が亡きご家族と女川への想いを力強く語ってくれました。その後、参列者全員で献花を行い、震災で犠牲になられた方々を追悼しました。
まだ3年、もう3年…。感じ方は人それぞれですが、月日は絶えず流れます。女川が復興したとき、天国のみなさんに胸を張れる女川になるといいですね。
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平成26年3月24日掲載
復興まちづくり情報交流館がオープン、現場見学会も
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3月15日、復興まちづくり情報交流館のオープン式典と現場見学会が行われました。情報交流館は、「事業・工事紹介ゾーン」と「復興支援ゾーン」に分かれ、町外から来た方にも女川の復興事業が分かるよう工事概要や歴史などのパネル展示のほか、パソコンを操作して震災遺構を3D映像で見たり、物産を紹介するコーナーもあります。
現場見学会では、普段は立ち入れない町中心部の工事現場で、復興が進む様子を見学。子どもたちも、迫力ある大型重機が活躍する姿を歓喜の声とともに写真に収めました。
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平成26年3月24日掲載
女川町復幸祭にぎわう、復幸男は見事な連覇
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3月16日、女川中学校を会場に「女川町復幸祭2014」が開催され、たくさんの飲食ブース、女川オリジナルグッズや体験型ブースが出店したほか、焼きサンマの無料提供には終始行列ができていました。ステージでは、歌手やアイドルのライブで盛り上がりを見せました。
また、前日の15日には、津波に対する高台避難への警鐘の意味を込めて急坂を駆け上る「復幸男」が行われ、津波到達時刻である15時32分に128人がいっせいにスタート。昨年の復幸男・鈴木大さんが見事な連覇を達成しました!
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平成26年4月18日掲載
第二多目的運動場の人工芝張り替え完成
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女川町総合運動場町民第二多目的運動場の約1万2500平方メートルの人工芝への張り替えが終了し、その落成記念セレモニーと併せて、元プロサッカー選手の戸田和幸さん・安永聡太郎さんらのサッカー教室と東北社会人サッカーリーグ1部・コバルトーレ女川の公式開幕戦が、3月23日に行われました。サッカー教室には、石巻・東松島市からスポーツ少年団8チームから100人以上が参加。サッカー教室終了後には、協賛いただいたみなさまからサッカーボール120個が寄贈されました。
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平成26年4月18日掲載
JR女川駅新駅舎&温浴施設の安全祈願祭
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平成27年3月に予定されているJR石巻線浦宿-女川間の運行再開に併せ、女川駅の新駅舎と併設される温浴施設ゆぽっぽの建設工事の安全を願い、3月25日に安全祈願祭が行われました。新駅舎は延床面積約900平方メートルで、世界的建築家の坂(ばん)茂さんが設計し、ウミネコが羽ばたく様子をイメージした曲線を描く大きな屋根が特徴。以前より200メートル内陸側へ移動し、7メートル嵩上げした場所に建設されます。3階には展望フロアも設けられ、海へと続くプロムナードや商業施設と併せて新しいまちのシンボルとなっていきます。
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平成26年4月18日掲載
嬉しいサプライズゲストはウルトラマンガイア
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3月27日、第一保育所の修了式が行われ、特別ゲストとしてウルトラマンガイアがサプライズ訪問しました。これは、被災地の子どもたちの今と未来を支援する「ウルトラマン基金」のヒーローキャラバンの一環として、ウルトラマンの故郷「M78星雲」にちなみ、78ヶ所の被災地を円谷プロダクションのヒーローが訪れる活動です。
今回の訪問がその第78ヶ所目にあたり、子どもたちはガイアの登場に大はしゃぎ!記念撮影や握手など、修了と同時によい記念となりました。シュワッチ!
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平成26年4月18日掲載
女川町営運動公園住宅が完成、入居へ
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町民のみなさんが待ち望んでいた女川町営運動公園住宅が完成し、3月28日に竣工式が行われました。本町の中でもっとも早く整備されたこの災害公営住宅は、高台にあった町民陸上競技場跡地を整備、UR都市機構が建設工事を請け負い、わずか11ヶ月でのスピード竣工となりました。ふれあいカフェなどコミュニティスペースも設けられ、入居者代表として鍵のレプリカを受け取った岡本貴明さんは「(転居も考えたが)窓を開けて大自然がある環境にこだわりました。(子どもたちに)のびのびと育ってほしい」と新居への想いを語りました。
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平成26年4月18日掲載
震災後初のコウナゴ水揚げ、ギンザケとあわせて春漁真っ盛り
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女川魚市場にて、4月1日には銀ザケ、2日にはコウナゴの初水揚げがありました。生産量日本一を誇る養殖銀ザケは約4トンが水揚げされ、1キロあたり700‐750円と昨年と比べて160円以上の高値で取引されました。また、震災後初の水揚げとなったコウナゴは約7.5トンが水揚げされ、入札の結果1キロあたり339‐700円の値がつき、各地に出荷されました。解禁当日、朝日を浴びたコウナゴの魚体は黄金色に輝き、市場に活気を与えていました。いよいよ春漁真っ盛りです!
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平成26年4月18日掲載
民間の知恵を活かした共同の排水処理施設整備へ
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4月2日、水産加工団地に共同の排水処理施設を整備するため、町や水産加工業者など関係者約50人が出席し、安全祈願祭が行われました。これまで個別処理していた各工場からの排水を一括処理するこの施設は、民間企業がそのノウハウを活かして維持管理・運営するPFI事業を町として初めて採用。特別目的会社「フィッシャリーサポートおながわ」がその運営を担います。建設には国の復興交付金を活用し、来年3月末に完成する予定で、須田町長は「各企業のコスト削減、地域全体の競争力の強化にもつながります」と話しました。
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平成26年5月16日掲載
自立再建へ、復興モデル住宅展示場がオープン
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5月2日、浦宿浜の町有地に全8棟の復興モデル住宅展示場がオープン。須田町長らのあいさつの後にテープカットを行い、女川実業団が獅子振りを披露して祝いました。高気密・高断熱で太陽光発電システムを採用したモデルハウスも並ぶこの復興モデル住宅は、自立再建を促すために安くて高品質な住宅を2000万円~2950万円(土地・建物、消費税込み)で提供できるよう、町内4社、町外4社の住宅メーカーが設計・建築したもので、5月2日から6日の連休中には8社のべ912組が来場しました。
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平成26年6月6日掲載
我歴STOCK in 女川~冒険編~
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6月1日、女川小学校校庭にて「我歴STOCK in 女川~冒険編~」が開催されました。女川の若者たちが音楽の力でまちを元気にしたいと始まったこのイベントも、今回で4回目。会場には飲食・物販ブース、ワークショップブースなどがズラリと並び、ステージ上ではたくさんのアーティストが歌やダンス、太鼓の演奏などを披露。ほかにも地元ヒーローショーやキッズファッションショーのほか、伝統の獅子振りも6団体が参加して迫力ある舞を繰り広げました。ラストを飾ったのはナオト・インティライミ。軽快なサウンドのスペシャルLIVEに来場者全員が酔いしれました。
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平成26年6月6日掲載
鷲神熊野神社が桜ケ丘地区へ移転
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女川町地域医療センターが建つ堀切山の高台に位置する鷲神熊野神社。復興工事で山を切り崩すため、このたび町内桜ケ丘地区の仮設神社へ移転することとなり、5月31日に遷座祭が行われました。神主さんを先頭に氏子や関係者の長い列が御神体を守り、刻々と宵の色が濃くなる周囲を灯篭で照らしつつ、仮設神社までの道のりを進みました。沿道で多くの町民がこの珍しい神事を見守るなか、ご神体は無事に仮設神社へと到着。祝詞や神楽が奉納されるなど、終始厳かな空気に包まれました。
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平成26年6月6日掲載
北海道倶知安町から、季節外れの“雪の贈り物”
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5月31日、北海道倶知安町のくっちゃん21雪だるまの会が本町を訪れ、被災地復興支援としてジャガイモ約500袋を6ヶ所の仮設住宅で暮らす町民に無料提供しました。また、同時に地元羊蹄太鼓保存会が太鼓の演奏を披露し、訪れた人を楽しませました。翌6月1日は「我歴STOCK in 女川~冒険編~」のイベントの一つとして「真夏のくっちゃん雪ダルマ」を開催。フェリーで約10トンの雪が届けられ、2メートルほどの雪だるま2体やソリを使った滑り台に子どもたちは大はしゃぎ。季節外れの思わぬ"贈り物"となりました。
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平成26年6月20日掲載
より安心・安全な魚を消費者へ、新放射能測定システム運用開始
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6月13日、女川魚市場に東北大学大学院工学研究科生活環境早期復旧技術研究センターの「連続個別非破壊放射能測定システムA01型」が設置し、本格運用を開始しました。
これまでは水産物をミンチ状にしての測定だったため1検体につき1時間弱必要でしたが、新システムではそのままの姿で測定し、1検体約30秒と大幅に時間を短縮。ほとんどの魚種を市場入札前に検査することが可能になり、これを補完する「まるごと放射能測定装置」と併せて活用することで、水産物の安心・安全をいち早く確認することができます。
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平成26年7月2日掲載
石巻圏 元気つなごう!絆フェスティバル
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「石巻圏 元気つなごう!絆フェスティバル」が6月28日に女川町総合運動場町民第二多目的運動場で行われ、約500人が来場しました。
女川潮騒太鼓轟会の演奏や伝統芸能の獅子振りの披露、コバルトーレ女川の選手によるサッカー教室のほか、石巻弁おらほのラジオ体操や元五輪女子マラソン代表選手の増田明美さんによるトーク&ウォーキング教室が行われました。会場には飲食ブースも並び、ギンザケやホタテ、焼きホヤ、女川汁が無料で振る舞われました。
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平成26年7月18日掲載
漁獲物の鮮度を保持するために~女川魚市場東荷捌場建設工事~
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7月8日、関係者約50人が出席し、女川魚市場東荷捌場建設工事の安全祈願祭が行われました。
当該工事は震災前から計画されていたもので、サンマ漁や養殖ギンザケ漁の最盛期には多くの水揚げがあるため既存の施設だけでは間に合わず、上屋のない岸壁で水揚げせざるを得ない状況でした。この施設の建設により、漁獲物を日射や降雨といった自然環境から防護して鮮度維持を図り、鳥の糞など異物の混入も防ぐため、上屋を備えた荷捌場を建設するものです。今後は中央卸売場や管理棟を整備し、一連の市場としての機能を拡充していきます。
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平成26年7月18日掲載
根本復興大臣が女川町を視察、意見交換会も
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7月9日、根本復興大臣と谷復興副大臣が役場仮設庁舎を訪れ、復興庁から町の応援職員として派遣されている復興支援専門員13名との意見交換会を行いました。
用地取得の担当者からは「財産管理制度などで裁判所には迅速に対応してもらっています」と復興庁の取り組みが現場レベルで活用されている好事例も出され、大臣は「復興が進んできたことによって出てきた新しい課題に適切に対応していきます」と述べました。その後、大臣らは実際に町中心部の現場を視察し、盛土の様子など復興の進捗状況を確認しました。
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平成26年7月18日掲載
海越えた支援がつなぐ深い絆、スイス連邦経済大臣ら外交団来町
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7月10日、スイス連邦のアマン経済大臣ら外交団ら34名が女川町を訪れました。
スイス連邦からは、スイス赤十字社やスイス財団などの支援によって地域医療センターが復旧再建された経緯があり、大臣らは同センターのほか運動公園住宅などを視察し、亡くなった方々へ哀悼の意を込めて慰霊碑に献花を行いました。本年はスイスと日本の国交樹立150年の記念すべき年でもあり、町は友好の証として海上獅子舞をデザインしたスペインタイルを贈呈しました。大臣は「私たちは女川のことを決して忘れません」と述べ、さらなる絆を深めました。
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平成26年7月28日掲載
運動公園住宅が新しい行政区としてスタート
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町内初の災害公営住宅として4 月から町民のみなさんが入居している運動公園住宅200 世帯ですが、一つの行政区としてスタートするために5 月から発起人会を重ね、7月20日に行政区設立総会が開かれました。あわせて、新しい行政区名は「大原北」に決まりました。
住居者間のコミュニティを大切にしながら近隣自治会との連携をはかっていきますので、みなさんよろしくお願いします。
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平成26年8月22日掲載
戸建タイプ災害公営住宅が大石原浜・出島地区に
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8月6日、大石原浜地区に完成した災害公営住宅の入居者への鍵の引き渡しが役場仮設庁舎で行われました。この住宅は、今年3月に完成した集合住宅タイプの災害公営住宅・運動公園住宅(200戸)に続き、町内初の戸建タイプの災害公営住宅として7月に完成。木造平屋で広さは約56㎡の2DK(1戸のみ)です。8月末には出島地区の災害公営住宅24戸(木造戸建)も鍵が引き渡され、順次入居が開始される予定です。こちらは、平屋の2DK(約56㎡)~2階建ての3LDK(約84㎡)まで4タイプ。ほかの地区でも急ピッチで工事が進められています。
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平成26年8月22日掲載
想い出を見つけよう~拾得物・写真展示返却会 in お盆~
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8 月14日~ 16日、震災で家屋から流出した拾得物や写真の返却会が総合体育館で開催され、大切な想い出を見つけだそうと約100人の町民が来場しました。会場内には、写真をはじめ卒業アルバムや記名のある日用品など、家族の想い出が詰まった品々を展示。来場者からは当時を懐かしむ声が聞かれました。この3日間で主に写真835枚、記念品4点が返却されましたが、まだ多くの品が持ち主の手に返る日を待っています。拾得物の返却は、来年3月末で終了します。お探しの方は、町民野球場にある写真センターまでお越しください。
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平成26年9月22日掲載
魚市場に秋の主役サンマ登場、昨年の2倍の水揚げ目指す
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女川魚市場に秋の主役サンマが登場し、港が活気づいています。今シーズン初めての水揚げは、昨年より9日早い9月3日。北海道虻田郡の「第68福神丸」が根室沖で獲れた新鮮なサンマ約67トンを次々と水揚げし、銀色の魚体が辺り一面を染めました。この日は160グラムを超える大型が中心で脂の乗りもよく、入札の結果、1キロあたり420~510円と昨年の約2倍にあたる高値で取引されました。
護岸の復旧も進んでおり、今年は昨年の2倍の水揚げを目指すとのこと。女川の代名詞的存在サンマの豊漁が望まれますね!
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平成26年9月22日掲載
復興支援インターン、被災企業での職場体験に学ぶ
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9月8日~13日、「復興支援インターン」として中央大学・立命館大学・名古屋学院大学の学生13人が本町を訪れ、職業体験を行いました。被災地や被災企業の現状、復興の進捗などを学び、その体験を広く発信することで、震災の風化・風評の抑制や支援にあたる人材の育成などを目的としています。
今回学生を受け入れたのは、㈱岡清、㈱髙政、㈱ヤマホン、㈱ヤマホンベイフーズ、ワイケイ水産㈱。参加した学生からは「従業員の方と、地元に戻ってからも永く交流を続けたい」「進路の判断に活かしたい」など、さまざまな声が聞かれました。
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平成26年9月22日掲載
ツール・ド・東北2014、被災地沿岸を自転車で疾走
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自転車で東日本大震災の被災地沿岸を走る「ツール・ド・東北2014」が9月14日に開催され、全国から2787人が参加しました。
2回目となる今回は、スタート地点の石巻専修大学から気仙沼を往復する220キロのタフなコースも新設。中継地点となる本町では復興まちづくり情報交流館に給水所を設置し、須田町長も旗を振って出迎える中、サンマのすり身が入った女川汁が参加者に振る舞われました。また、被災地を元気づけようとキャロライン・ケネディ駐日米大使も60キロのコースに出場し、沿道から温かい声援が起こっていました。
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平成26年10月17日掲載
おながわさんま収獲祭2014&復興祈念花火大会
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9月21日、女川の秋の風物詩「おながわさんま収獲祭2014」(主催:女川魚市場買受人協同組合)が開催され、約3万8000人(主催者発表)が来場しました。さんま炭火焼5000尾、すり身汁4000食の無料提供のほか、さんま20尾入り1ケースを市価の半値以下での格安販売など大盤振る舞い。ステージでは数々のショーや歌手のライブで盛り上がりを見せたほか、北海道東川町や栃木県芳賀町・塩谷町など各地からの出店もありました。また、前夜祭の「復興祈念花火大会」では、水産業の復興祈念や支援いただいた方々への感謝の意味を込め、2500発の花火が女川の夜空を彩りました。
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平成26年10月17日掲載
第3回おながわまちづくり見学会、まちの復興を間近で体感
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復興事業が進み、駅前まちびらきも来春に迫る中、JR女川駅・温泉温浴施設ゆぽっぽもその全容が徐々に見えてきました。このまちづくりのプロセスを間近に見ることができる「第3回おながわまちづくり現場見学会」(UR都市機構・おながわまちづくりJV協力)が9月20日に開催され、家族連れを中心に約100人の方が来場しました。中心部を見渡せる高台や新駅舎のすぐそばまでをバスツアー形式で回り、特徴的な大屋根や線路・ホームの様子を確認したほか、重ダンプトラックへの試乗やクイズ大会など、楽しみながら今しか見られないまちの復興を見学しました。
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平成26年11月14日掲載
「KAERU CAMP」発表会、高校生たちがまちの課題を解決!
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復興庁の先導モデル事業「新しい東北」の一環として、石巻や東松島の高校生らが本町の課題を話し合い、解決するアイデアを出し合う「KAERU CAMP」の発表会が11月3日にまちづくり情報交流館で行われました。4つのグループに分かれた14人が、新パッケージやキャッチフレーズ、LINEスタンプを活用したホヤの魅力発信、狭い仮設住宅に住む高校生の居場所を解決する「こどなハウス」の設置、叫び・大鍋・出会い・体験を軸としたツアー、足湯や"芸術・音楽の聖地に"といった高校生ならではの斬新な意見を次々と発表しました。
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平成26年11月14日掲載
女川うみねこキッズランナー&女川町民弁論大会
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11月11日、女川小学校の児童251人が小学校校庭から役場仮設庁舎前の坂を上り、第二多目的運動場周辺を折り返すマラソン大会「女川うみねこキッズランナー」が開催され、たくさんの町民が沿道から声援を送りました。11月8日には女川小学校体育館にて「女川町民弁論大会」(女川鰐陵会・金曜会主催)が4年ぶりに開催され、今回は小・中学校の代表者が将来の夢やまちの未来などを熱弁しました。
復興工事のため一般参加者も含めた「女川うみねこマラソン」の再開まではまだしばらくかかりますが、弁論大会は来年度大人の部も設け、徐々に震災前の規模へ戻していく予定です。
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平成26年12月17日掲載
津波記憶石建立、未来へつなぐ高台への警鐘
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女川町地域医療センター敷地内に「津波記憶石」が建立され、その除幕式が11月26日に行われました。
この津波記憶石は、全国の優良石材店で構成された一般社団法人「全国優良石材店の会(全優石)」が、東日本大震災の教訓を後世に伝えるために被災地沿岸部に寄贈・設置しているもので、女川では「いのちの石碑プロジェクト」と連携して、津波に対する高台避難への警鐘を込めた文面が刻まれました。
右手前の石碑上部にはQRコードが貼られ、アクセスすると震災前の町の風景や津波襲来時の状況などを見ることができます。
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平成26年12月17日掲載
記憶の街ワークショップin女川、以前の町を模型で再現
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津波で流された町中心部を大学生たちが模型で再現した「記憶の街ワークショップin女川」が、11月24日~30日にかけて町内4ヶ所で行われ、たくさんの方が訪れて当時の想い出に浸りました。
これは、「失われた街」模型復元プロジェクトの一環で、主に建築を学ぶ名古屋市立大学・愛知淑徳大学・神戸大学の学生らが「新しいまちづくりを進めていくうえで昔の街並みも未来へ伝えていきたい」と企画したもの。発泡スチロールなどで約1ヶ月かけて制作した真っ白な模型に、訪れた町民が建物の名前や当時の出来事を書き込んだ旗を立て、屋根の色などを塗っていきました。
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平成26年12月17日掲載
東日本大震災復興応援コンサート2014in女川町
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福岡市職員らによる「東日本大震災復興応援コンサート2014in女川町」が、12月6日に女川町地域福祉センターで開催されました。
3回目となる今回はドビュッシーの「月の光」から始まり、ピアノやフルートなどでクラシックや軽快なポップス、童謡などを演奏し、観客と一緒に歌うシーンも見られました。実行委員会のメンバーは、被災地の写真やうかがった話を福岡で開くコンサートの中でスライドを流して伝えているそうで、遠く離れていてもつながる支援の輪に感謝しなければいけませんね。
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平成26年12月17日掲載
江島共済会館の解体始まる
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12月15日、横倒しになった「江島共済会館」の解体工事が始まりました。
震災後、被災した女川の象徴的な建物の一つであった江島共済会館。昭和50年代前半に建てられた鉄骨造4階建ての建物で、江島住民の宿泊施設などとして利用されてきました。
本町では、「旧女川交番」や3月に解体した「女川サプリメント」とともに震災遺構として保存も検討しましたが、建物の劣化が激しいことや周辺のかさ上げ工事などを考慮し、昨年11月に解体を決定しました。
工事は来年1月末までに終了予定で、自然災害の恐ろしさを後世へ視覚的に伝えていくため、鉄筋コンクリート造の旧女川交番を震災遺構として保存していきます。
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