女川町では、安全な高台へ住宅地を整備し、女川駅を中心とする「にぎわい拠点」へ公共施設や商業・観光施設などを集めた、コンパクトな市街地形成を目指しています。ここでは、その駅前周辺の施設を紹介します。
女川駅周辺を紹介したチラシは下記よりダウンロードしてください。
女川駅・女川温泉ゆぽっぽ
整備主体:女川町
新しいまちのシンボルとして、新駅舎と温泉温浴施設ゆぽっぽが一体となった施設で、ウミネコが羽ばたく様子をイメージした曲線を描く大屋根が特徴です。世界的建築家の坂茂さんが設計し、以前より200m内陸側へ移動、7~9m嵩上げされたところに建ちます。建物内壁面には、日本画家の千住博さんとデザイナーの水戸岡鋭治さんをアートディレクターに迎え、公募で集まった917点の花の絵と千住さんの絵を合わせた巨大なタイルアートが描かれています。
- 鉄骨造3階建、一部木造(屋根) 延床面積899.51m²、高さ14.14m(2015年3月開業)
女川町まちなか交流館
整備主体:女川町
「居心地のよい、まちの居間となる、賑わい交流拠点」をコンセプトに、町民や来町者が気軽に立ち寄ることのできる施設です。開放感のあるロビーや多人数収容のホール、会議室・多目的室、ドラムセットを完備した本格的な音楽スタジオ、調理室、多目的室、キッズコーナー、商工会で構成され、各世代が気軽に訪れることのできる施設です。(2015年12月開業)
テナント型商店街 シーパルピア女川
整備主体:女川みらい創造(株)
プロムナードに隣接するテナント型の商業施設です。ミニスーパーや小売店、女川の味を堪能できる飲食店、魅力的な制作販売などさまざまな業種の27店舗が出店しています。日用品・工房・飲食エリアから構成され、町民の日常生活をサポートする商業機能だけでなく、来町者・観光客の需要に対応した機能も合わせ持ちます。(2015年12月開業)
女川フューチャーセンターCamass(カマス)
整備主体:NPO法人アスヘノキボウ
町内外の人々が集まり、新しい交流をすることで「新しい仕組み」を生み出し、町の活性化の一助になる場所となることを目的とした施設です。町の課題や目指す未来について、自分たちができる事などをテーマに議論し考える「フューチャーセッション」や各種イベントも開催しています。コワーキングスペースや会議室などもあり、町で起業・創業する方たちのサポート役として機能するほか、町民の集いの場としても利用されます。 (2015年3月開業)
女川水産業体験館 あがいんステーション
整備主体:復幸まちづくり女川合同会社
「旧JR女川駅」の外観を復元し、過去と未来を繋ぐ新しい女川の交流拠点として、国道398号沿いに建設されました。女川町の水産業を復活させるため、商品の魅力を高める「ブランディング活動」および「水産業等を肌で感じる体験の創出」を図り、施設内には、水産業体験や調理実習のプログラム「あがいんキッチン」や、物産販売や憩いの場所としての「あがいんプラザ」といったスペースが設けられています。(2015年6月開業)
地元市場 ハマテラス
整備主体:女川みらい創造(株)
女川ならではの鮮魚や水産加工品を中心とした特産品の販売、旬の魚介類やスイーツが楽しめる飲食メニューの提供、海産物を使用した手作り石けんの販売など、「海」を基本コンセプトに8店舗がテナント出店しています。国道からのアクセス性にも優れ、特に観光客の玄関施設となります。(2016年12月開業)