大災害の記憶と教訓を風化させることなく
次の世代に伝える為に
平成23年3月11日、我がまち女川町は人知を超える高さ20mもの津波によって、町内の住宅の7割が流失し、人口のおよそ1割の方が尊い生命を失うという未曽有の災害に見舞われました。
あの美しかった故郷が、見渡すかぎりガレキの山と化してしまったその姿に言葉を失い、
ただ立ち尽くすしかなかったあの日。食べる物も着る物もない中で、凍えるような寒さにふるえ、
明日への希望すら失いかけました。
それでも、我々は再び立ち上がりました。多くの方々の想いに励まされ、新たな港町女川を創り上げるために…。