女川町誌 続編
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34 日蕨C遺跡(ひわらび) 〔所在地〕女川町清水町 〔概要〕女川港の北岸の最奥の女川浜に位置する。現在の海岸線から一・二㌖ほど入った深い沢地形の中間点付近の西側丘陵下にある。日蕨B遺跡の向かい側にあたり、標高一〇㍍ほどで東西四〇㍍×南北四〇㍍の範囲に遺物の散布がみられたという。現在、宅地化されており詳細は不明である。 〔時期・形式名〕奈良・平安時代 〔人工遺物〕土器|土師器 〔保管〕女川第二小学校 35 宮ケ崎遺跡(みやがさき) 〔現在地〕女川町宮ヶ崎字宮ヶ崎 〔概要〕女川湾の北岸の張り出した南側丘陵先端部の斜面に位置する。標高一〇~五〇㍍で東西一〇〇㍍×南北二〇〇㍍の範囲に広がり、女川港を南方に見下ろせる地域である。 以前に、沢地形の高い南側斜面が畑であった際には、丘陵西斜面の際寄きわよりで縄文時代中期の土器片が多数採集されたという。また、やや下った東北電力宮ヶ崎アパー 503

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