女川町誌 続編
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奈良時代 〔人工遺物〕土器|縄文土器・土師器、土器|石鏃・アメリカ式石鏃・石匙・石錐・磨製石斧・石皿・砥石といし・大型石棒、土製品|土偶 〔保管〕照源寺、石巻文化センター 32 日蕨A遺跡(ひわらび) 〔所在地〕女川町女川浜字日蕨 〔概要〕女川湾の最奥の北岸の女川浜に位置する。海岸 線から二㌖程内陸に入った、町内でも最も山奥にある遺跡である。標高五〇㍍前後の丘陵南斜面から谷間にかけての東西一〇〇㍍×南北五〇㍍の 広がりである。現在は山林・荒れ地になっているが、以前に縄文土器が採集できたという。現在は遺物も見られず、詳細は不明である。 〔時期・型式名〕縄文時代 〔人工遺物〕土器|縄文土器 〔保管〕照源寺 33 日蕨B遺跡(ひわらび) 〔所在地〕女川町清水町 〔概要〕女川港の北岸の奥の女川浜に位置する。現在の海岸から一・二㌖内陸に入った丘陵西山麓の一〇~二〇㍍にある。範囲は東西七〇㍍×南北四〇㍍で、現在の町営新田団地の南東にあたる。以前に、縄文土器が採集されているという。しかし、現在一部畑が残っているものの宅地化がすすみ、遺物も見られず、詳細は不明である。 〔時期・型式名〕縄文時代 〔人工遺物〕土器|縄文土器 〔保管〕照源寺 502

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