女川町誌 続編
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されて、多くの検潮所での津波測定器として使用されているものがある。当観測所では、津波測定点が波の穏やかな湾や港の中でなくても使用に耐えるもの、臨時的な観測にも使用できるもの、海岸で観測するのではなく、海底に設置できるもの、さらには六か月程度の長期間海底に放置したままでその間の記録がとれるものと、さまざまな制約条件での使用に耐えうる測定器の開発がなされてきた。 昭和三十七年(一九六二)に試作された水理濾波器付きのアナログ記録式の津波計は当所及び伊豆大島泉津にある 377
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