女川町誌　続編

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て一〇〇名前後の園児が確保され、町当局もその実績を高く評価し、五十一年、五十二年、五十三年及び五十六 年の改修、改築工事に対して、累計六五〇万円の補助金を出している。六十一年には園舎の大改築が行われ、防災設 備も完備して教育環境は面目を一新した。 一地区の実業団という住民の団体がこうした教育施設を設立、運営して三〇年の歴史を誇るといった例は極めて珍 しく、本町町民の活力を示す好例といえる。 保育所と幼稚園とでは、前者が福祉を後者は幼児教育を目的とする違いがある。町民はこの存在意義の相違を正しく認識し、幼稚園の発展に力を尽くすべきであろう。 ２ 歴代理事長 初 代 木村誠次 第二代 今野昌司 第三代 熊谷哲郎 ３ 歴代園長 初 代 武山羊治郎 第二代 木村誠次 （注）第三代星清以降は第一小学校長の兼務となる。 351