女川町誌 続編
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第六節 環境衛生 ⑴ 清掃 本町では各行政区ごとに組織する衛生組合と町が連携し、「健康で住みよい町づくり」に努めているが、昭和六十年(一九八五)三月、「女川町環境美化の促進に関する条例」を制定してその推進を図るとともに、春秋の二回、町民総参加の「環境美化行動日」を設け、環境の美化を推進している。 清掃は衛生組合が主体となって、地域ごとに住民の自主活動により実施されている。海面及び岸壁の清掃は民間業者に委託するほか、町と港湾利用関係団体で組織する「港清会」により随時行われている。 ⑵ ごみ処理 ごみの排出量は、生活様式の変化などにより年々増加している。本町のごみ処理は収集区域から排出されるごみを一定の処理計画に基づいて行っているが、一日の処理量は平均一八・二㌧(昭和五十九年度)である。 ごみは排出源によって大別すると、家庭から出される一般廃棄物と、工場、事業所の事業活動から生じる産業廃棄物となる。一般廃棄物については、離島を除いて昭和六十年五月から収集業務を民間に委託し、焼却等の処理は町で実施している。離島については、各地区ごとに簡易焼却炉で処理する。 可燃ごみは離島を除く全町域を隔日巡回収集し、金属類は圧縮のうえ再生利用物として業者に売り渡し、瓶類は一 182

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