女川町誌 続編
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成人病は自覚症状が少なく、長期医療を要し、医療も即効を期待できにくい。そのため医療を中断して病状を悪化させる例も多く、保健センターではこの点についても積極的な啓蒙と指導を行っている。 表11 主要死因別死亡者数の推移 成人病検診は胃腸病、子宮がん、乳がんについて県対がん協会に委託して実施しているが、昭和五十九年度から肝臓・胆のうについても委託実施している。 昭和五十九年(一九八四)二月の老人保健法施行により、四〇歳以上の町民を対象に、疾病予防から治療、機能訓練まで総合的保健事業を実施することになった。 七〇歳以上の老人及び六五歳以上の寝たきり老人には医療費の公的負担を行っている。 172

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