女川町誌 続編
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第三節 老人福祉 ⑴ 本町における老齢人口(六五歳以上)は、昭和三十五年(一九六〇)の八八七人(総人口の四・九㌫)から昭和六十年(一九八五)の一七五四人(同一一・三㌫)とこの二五年間に人数、割合ともに倍増している。これは医学の進歩、公衆衛生及び食生活の改善によるところが大きいが、加えるに出生率の低下が人口構造上における老齢人口指数を高める要因となっている(表12)。 表12 老齢人口の推移 (国勢調査) (注)六十年は四月一日現在住民登録基本台帳による。 ⑵ 日常生活の世話を行い、また必要とする者には特殊寝台等の日常生活用具を給付するほか、希望する寝たきり老人に対しては移動巡回入浴車を派遣して入浴サービスを実施している。 家庭奉仕員は昭和五十年度三名であった定員を昭和五十五年度から四名に、平成元年度からは五名にと増員して 146

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