女川町誌
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第二女川町の旧家ここに取り上げる旧家とは、地方に於て久しく続いた名望のある家柄のことで、しかも多くの人物を輩出し、或は肝入とか大肝入、或は村鎮守の神主などとして、永く地方人から尊敬を受けて来た家柄を指していうのである。是等の地方草創以来の旧家の由来を訪ねることによつて、村の歴史やその開発の次第を知る手懸りとなると思う。次に安永風土記書出の「代数有之御百姓」の中から、女川地方に於ける主なる旧家に関する記録を転載し、その一端を窺うこととする。一、丹野大肝入家922 独国和尚墓碑の裏(女川) 922
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