女川町誌
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も述べた様に、自ら人口が調節されていたものと見られる。然るに明治中葉以後は時勢の進展と港市の開発とに伴い、当地方は政治・経済・文化各方面に亘つて発達進歩して来たので、年を追うて戸口が増加し、今日の繁栄を見るに至つたのである。次に村制実施の明治二十二年から昭和三十年に至る六十四ヵ年間の本町の世帯数並に人口の趨勢を統計によつて示して見よう。人口世帯の趨勢自明治二二年至昭和三〇年37

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