女川町誌
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三、明治以後の戸口趨勢明治七年の調によると、当時女川村の総戸数は四六八戸、人口は三、一九一人であつた。その後八十一年を経た昭和三十年十月一日の国勢調査に於ては、世帯数三、〇八二戸、人口数一七、五五二人(男八、七六三人、女八、七八六人)と著しく戸口が増加し、戸数に於て六倍半、人口に於て五倍半となつている。之は言うまでもなく当地方が明治維新以来女川港の築造に伴い海陸の交通運輸が開け、産業経済が急激に発達した結果によるものである。35

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