女川町誌
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無人島なので、石屋を連れてゆくのに苦労しましたよ―と言つていた。無人島に建つている詩碑―その附近を何万の鷗がミウミウと昼夜をわかたず啼いている生態―その曾遊を思うことも一つの旅情である。864

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