女川町誌
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し、越えて二十六年五月事業認可あり、直ちに着工し財政其の他の困難を克服して昭和三十年三月竣功せり、総工費一億一百万円にして其の財源は国庫補助総額七百六十万二千円、一般会計繰入四百六十三万八千円、起債八千八百九十万円、施工方法は大統組外数会社に請負はしめ一部は本町の直営とせり、惟うに本事業の完成は水産加工業を始とし各種産業の振興船舶観光者工場の誘致衛生の向上消防力の強化等本町の繁栄を将来すること、蓋し大なるものありと言うべし。給水計画量一般家庭給水人口一三、○○○人二、三四○立米工業給水六七五立米船舶給水五○○立米水源及水量女川上流標高約五八米、浄水場より二、六○○米上流第一取水場鳴野川一、七○○立米第二取水場入沢川八五○立米第三取水場留野川九六○立米浄水場大原山標高四九米五着水井一池、濾過池二面、集合井兼塩素滅菌室一、配水池二面、量水機室一棟導配水管導水管延長四、八一七米配水管延長九、七○○米工事関係者女川町長木村主税女川町助役兼上水道建設事務所長阿部誠一女川町議会議員並上水道建設委員議長木村元治副議長木村正雄上道建設委員長阿部金一郎同副委員長木村正雄同遠藤正雄同委員(議員全員)鈴木勝雄木村乙吉郎今野昌司木村寅治郎須田善蔵木村七三郎阿部儀三郎鈴木正之助門脇与助遠藤石蔵木村庄左エ門木村上鈴木庄吉山本瑟治木村寅太郎阿部正佐藤義雄鈴木勘治阿部長作阿部長七阿部新五郎木村忠雄同委員(学識経験者)永沼隼人故庄司新蔵工事設計及施行主任技師畔田長保工事請負人株式会社大統組日本エタニットパイプ株式会社日本ヒューム管株式会社辻工務所谷口工業株式会社株式会社日幸商会根本組土建協同組合女川組丹野電気商会昭和三十年四月二十九日記念碑寄附者浄水場工事請負人株式会社大統組代表取締役山下晴康788
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