女川町誌
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第三節女川町内の火災次に掲げる女川町に於ける火災発生の沿革を見ると、明治四十二年十二月より昭和三十年十二月まで四十四年間に、二十八回の火災があつた。そして鷲神浜の九回と女川浜の八回とが最も多く、その他は江島に二回、小乗・横浦・石浜・尾浦など各一回となつている。その中水産加工場の火災の数が多く都合八回に及び、山林の火事も主なるものが三回ほど発生している。大火となつたのは鷲神地区の昭和十三年五月十二日(三三戸全焼)と同十四年一月一日(八二戸全焼)の鷲神地区の火事であつた。女川町内火災発生の沿革(明治四二年~昭和三〇年迄)明治四二、一二〃四五、一一大正三、一○〃一三、六 昭和七、一○〃八、三、三 火災記録鷲神浜南一区水産加工場(木造)一棟全焼、原因損害不明江島水産加工場(木造)一棟全焼、原因損害不明小乗浜住宅(木造)一棟全焼、原因損害不明女川浜三の一区住宅(木造)一棟全焼、原因化粧用油に引火鷲神浜西一区より出火、住宅五棟全焼、原因残火の不始末三陸大津浪〃九、一○〃一○、九、九 〃一一、三、二四〃一三、五、一二〃一四、一、一 女川浜三の二区水産加工場一棟全焼、原因肥料積載発熱自然発火女川浜三の一区加工場より出火、住宅一棟半焼加工場一棟全焼、隣家住宅一棟全焼、原因鰹節燻製中引火鷲神浜北一区住宅二二戸全焼、一名焼死、原因不明鷲神浜上区より出火、附近住宅三三戸全焼、原因不明、損害五万円鷲神浜堀切(北区)チンチン堂時計店より出火八二戸全焼、原因不明発生年月日768
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