女川町誌
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第一条当女川村土地情况及民力の程度を測り、従来の尋常小学校を悉皆変更し、小学校簡易科と為し、字浦宿浜・女川浜・尾浦・出島・江島・塚浜・横浦の七か所に設置すをの目安第二条教員配置は浦宿浜へ訓導一名、授業生一名、尾浦は二名、女川は二名、出島は二名その他は一校に付教員一名配当の目安第三条教員俸給は一ヶ月金拾円以下四円以上とし、消耗費一ヶ月金一円以下五拾銭以上とし、書籍費は一ヶ年金二円五十銭を置くの目安第四条学校経費は一村内通じて負担とするか、将設置区域の字限りとするかを定むると設置区域字限負担の事更に同二十二年に町村制を実施した際、学区を改め、分教場を女川・石浜・御前・尾浦・出島・寺間・飯子・高白の八か所に置いたとある。同二十三年の女川村役場の事務報告によると、その事務の要旨は不就学児を勧誘すること、教員の勤惰を視察することの二つがあり、また部内七小学簡易科・四出張所を設け、訓導五名、授業雇六人を置いた。そして時々書記或は雇を巡視せしめて、専ら学事の盛大ならんことを企図したとある。同二十五年七月、浦宿尋常小学校を女川尋常小学校と改称した。同三十七年の事務報告によると、当時女川尋常小学校の校舎が狭隘を告げたので、校舎の増築の必要を認め、第七652
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