女川町誌
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⑵海底の土質女川港の海底の土質は、概して貝殻砂利混りの粘土、貝殻粘土混り黄砂、貝殻粘土混りの小砂利、貝殻荒砂混り砂利の順に約二米の層になつている。また岸壁附近は役四米に達する状態で、その下は岩盤であるから錨持には最適の土質である。なお築港工事も極めて容易であるといわれている。⑶水深と潮流防波堤内に於ける内港の水深は、五米乃至二八米で、昭和十年より同十五年までは、一万数千屯の巨船が、船尾繁留鉱油の陸場を行つた。また、潮流の最大は毎秒〇、七米弱で、春秋の大潮時に於ては一米程度の速さである。⑷灯台6
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