女川町誌
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この決議と処理とを今日から見ると、誠に面白い方法で趣味的な話題ともなるが、しかし毎年度の予算会議に於いて今日といえども、町長が年度当初に銀行より借入することを議決して居る点と比較すれば唯各部落割充借入れと銀行借入との差があるだけで似たような方法である。以上一応歳入出予算を立てたわけではあるが未だ教育費というものは計上されていなかつた。六月二十八日に至り臨時村会を開いて、更に七月十三日、第十四号案によつて再議決定したところによれば概要次の通りである。七月より翌年三月迄教育総額金六百九十二円五十銭となり、その財源は戸別割で本年七月現在戸数五百三十戸に対し、本年度県税戸数割均一の税率に附加することにしたのである。学校別予算を見れば587

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