女川町誌
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各種委員会委員数八、最近町政の歩み戦時中の至難な町政に精根を尽した元町長須田金太郎氏に代り、現町長木村主税氏が新制度により町長に公選されたのは、昭和二十二年四月五日である。爾来今日まで四期に亘り連続選ばれて町長の重職に就き、終戦後の複雑多端な時世に臨み、幾多の困難をよく打開し、町の復興に且つその振興に努め、着々として実績をあげ、振興女川町・水産女川港の建設を見るに至つたことは注目すべき事実である。これもとより氏の円満な性格と高邁な識見とによることであるが、一面統制ある町議会の協賛と執行部の努力並に町民の協力に基くものであると判断される。次にこの十年の間にあつた主なる事項を顧ることによつて、本町々政の最近の歩みと、その実績とを述べて見ることとする。565
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