女川町誌
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第四節区と区長の設置一、町内の行政区域町村制の円滑な発達とその徹底を図るため、町村内を幾つかの地区に分ち、各区に区長または区長代理を置いて町村長の補助機関とした。女川村に於ては明治二十二年五月十一日より女川浜を始め石浜・竹浦・尾浦・御前浜・出島・江島・飯子浜・横浦・鷲神・浦宿・針浜など「比較的人口の多い」の地区に区長等を置いて区内の事務を処理し、上意下達の役割を努めて来たが、明治四十一年より増加して宮ヶ崎・桐ヶ崎・指ヶ浜・寺間・小屋取・野々浜・大石原浜・高白浜・小乗浜・大沢等に区長を置いて二十二区としたが、近年女川港臨港部落の異状なる発展により、昭和三十四年には四十七区長を数うるに至つたのである。明治二十二年の女川村区域割及び区長設置並職務規程は次の通りであつた。545
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