女川町誌
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二、昭和時代の商業状況金華山軌道(鉄道)が石巻から女川まで開通したのが、大正十二年である。越えて昭和五年には女川町内の魚問屋が統一された。その後昭和十四年十月には現在の鉄道女川線が女川港まで延長した。以来本町は加速度的に発展して、商店は増加し、港街は頓に殷賑を加えたのである。昭和八年乃至同十六年女川町内商業者数そして十一年後の昭和二十七年には商業者の数は、全町で四〇七戸、人員二、〇八七人を数えていた。特に女川港附近の鷲神・女川・小乗・宮崎・石浜等には商店の数も多く現われた。502

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