女川町誌
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大正七・八年大正七年度に於ける女川村の製造業並に職工の課税標準見積金額議案である左記の書類によると、製造業として魚類海草(二六)、鉄器類(二)、職工として大工(八)、木挽(七)、木羽割(一)、竹細工(二)、鍛冶(一)となつている。なお製造業者については資本高・建物賃貸価格・建物構造・敷地坪数等があげられ、職工については賃銭高が示されている。この要覧を見ることによつて、如何なる人々が、如何なる規模を以て仕事をしていたかの大要を知ることが出来る。大正七年度製造業課税標準見積金額(牡鹿郡女川村)480

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