女川町誌
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二五、鉄器類二、計二七で、職工は大工八、木挽一二、竹細工二、木羽割一、鍛工一、計二四であつた。三年後の明治三十三年には製造業は二六、職工は二八となつている。明治三十八年明治三十八年度に於ける女川村の工業税に関する左記の要覧によると、工業者総数は五十九人で、業体別には家大工・木挽・舟大工・鍛冶・鰹節製造・菓子製造・スレート製造・肥料製造などがあげられている。なお所在する部落名と各工業者の一か年間の収入が見積られているので、当時の工業状態の大要が窺われる。明治三十八年度工業税収入見積調(女川村負担金弐拾壱円六拾銭) 478 478

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