女川町誌
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に江島小中学校からは江島周辺の動植物に関する調査を送られ、木村環(女川)・平塚善蔵(女川)・植木新作(寺間)・木村豊治(鷲神)・阿部正(塚浜)・遠藤養八(同)・木村元治(女川)・山本瑟治(同)・門脇与助(江島)・木村長吉(同)・金文雄(尾浦)・鈴木勘治(同)・鈴木正之助(同)・阿部吉蔵(同)・永沼隼人(宮崎)等の諸氏から郷土の民俗・伝承等に関する資料等を提供された。また丹野貞市(女川)・木村慶紀(横浦)・木村上(同)・木村利七(江島)・千葉亀之助(尾浦)・千葉与八郎(同)・石山竜海(大沢)・阿部礼治(針浜)・伊達大喜(江島)・佐久間忠男(小乗)・伊藤孝次(鷲神)等の諸氏からは主として文書類を提供された。女川町以外に於いては、雄勝町の千葉雪蘑氏・本吉郡横山大徳寺の橘智精氏、山形県では高畠町の安倍名平次・山木利憲両氏、福島県では県教育委員会の梅宮茂先生、福島市の塩沢シク・折橋セイ、南沢又光徳寺の小池正孝、平市の高野満治郎、石城群三和村役場の涌井清水、同村差塩の松崎与三郎等の各氏から誠に得がたい資料の提供とその指導とを賜わつたのである。 本誌編纂委員長菊地勝之助先生は本県視学・角田高等女学校長・本県立図書館長(十六年間)等の経歴を持たれ、地理学と郷土史研究の大家であることは県下著名な事実で、著書三十餘種に達し、県・市編纂委員として曩に仙台市史をも執筆せられ、現に宮城県史の執筆中である。故を以て本誌編纂着手に方り鈴木・相沢両名は親しく計画につき教を乞い、町長よりは当時から顧問としてお願いした方であるから、六か年に亘つて蒐集した一切の資料を提供して加除編纂を懇請したところ、県史執筆中でもあ 8

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