女川町誌
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こととなるのである。幸い全町民が之を心の糧とし、思索と行動の羅針盤として、正しい方向に共々に協力し精進されるならば、女川町の発展はもとより広く国家社会の再建と進展とに資することが出来ると考える。 顧みるに私こと御信頼をうけ本誌の編修に携つたにも拘らず、町当局並に町民各位の御期待に添うようなしつくりした郷土誌の出来なかつたことは、ただただ恐縮に思う次第である。ここに本誌の刊行に方り木村町長始め町当局の賢明な構想と理解並に相沢専門委員等の協力者諸彦の絶大な努力とに対し、衷心より敬意を表し、且つ感想の一端を述べて編集者の言葉とする。 昭和三十五年八月 編纂委員長 菊 地 勝 之 助 6
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