女川町誌

412/1094

女川町会議員植木新作阿部惣吉鈴木喜六稲葉養蔵木村長吉平塚良作成沢豊之助阿部金一郎植木佐五郎小松七五郎鈴木忠五郎木村慶治郎木村上女川町会議長女川町長須田金太郎殿出席議員十七人、賛成十六人可決（十二月二十一日）町会は是を取りあげ「女川鉄道の着工と相俟つて諸般の施設急を要するもののある今日、其の財源を求むる為是非魚市場を町営とする」と言う議案を出した。それは昭和十年十二月二十一日のことである。この結果はどうなつたかは明でない。昭和十四年九月二十九日、更に魚市場開設に関する件を知事に申請することとし、但し申請前に委員を挙げ既設会社と一応交渉することに議決した。昭和十五年五月三十日、女川町役場に委員参集して魚市場開設に関する覚書を出した。一、町は魚市場開設権を要望するも当分保留すること一、東北水産株式会社は漁船吸集港湾施設其他の費用として、町に対し左の割合に依り之を提供すること売上金壱百五拾万円以下の場合は参厘344