女川町誌
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るものである。是等関係の件名を次に列記して見よう。 建 議 書 (昭和四年三月四日議会通過) 県道編入請願に関する建議書本町会の議決を経、本町に提出せんとす。 右建議候也 昭和四年三月三日 建議者 植 木 新 作 阿 部 米 蔵 小 松 七 郎 治 木 村 喜 太 郎 阿 部 政 蔵 鈴 木 喜 六 鈴 木 忠 五 郎 須 田 清 蔵 阿 部 連 助 浜 野 弥 惣 吉 丹 野 磨 木 村 利 助 阿 部 雄 治 阿 部 左 右 太 須 田 金 太 郎 建 議 書 本町鷲神浜字堀切山(十文字)県道より荻浜村及大原村鮎川村に至る町道並に鷲神浜新開地の町道は、本県として重要なる道路なることは一般の認むる処なるにより、之か速に県道に編入せらるゝ様其筋に請願せられんことを望む。 昭和四年三月 女川町会議長 松 川 豁 女川町長 松川 豁 殿 県道路線変更申請に関する件 一、県道石巻女川線及女川雄勝線一部変更の件知事に申請するものとす。 理 由 現在本町に於ける石巻女川線終点及之に連接する女川雄勝線の起点に属する道路の一部は、本町の免許埋立完成後臨港線として又一般交通の利用上非常に不便なるのみならす、幅員狭隘加ふるに屈曲甚たしきを以て、同埋立地内国有道路敷として現に存する地域に変更するに於ては、一般交通は勿論之に伴ふ区劃整理と相俟て、女川港の利用増進の上に於て将亦本町の開発進展の上に於て資する所大なるものあるを信せらるるを以て、之か変更を申請せんとす、又変更路線の区域内に一部民有地介在するを以て、該地域は変更に依り生する廃道敷にして町村道路線に認定する必要なき廃道敷と交換する見込なり。 昭和六年五月三十一日提出す 女川町会議長 松 川 豁 寄附に関する件 県道石巻女川線及女川雄勝線の一部路線変更に伴ふ橋梁架設費 264

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