女川町誌
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の海上簡閲の為入港せるもの多し。㈡現況一、昭和十四年九月女川線鉄道開通と共に、金華山沖漁場に近接する女川港は一躍漁港としても面目を発揮し、加之左の施設あり。重油タンク貯油量七、〇〇〇噸尚五〇〇噸計画中製氷日産七〇噸尚大拡張計画中㈢冷凍工場弐ヶ所尚捕鯨会社(三百五十坪工場建築中)㈣造船所弐ヶ所㈤捕鯨工場弐ヶ所建築中一は帝水にして事業場建設費壱千五百万円年産五千万円を目標として建築中㈥東北帝国大学水産実験研究所㈦水産加工工場多数㈧スレート(屋根瓦)工場数ヶ所㈨木材加工工場数ヶ所㈩罐詰工場弐ヶ所鉄工場四ヶ所大工場計画中昭和二十年度三〇、〇〇〇、〇〇〇円女川港水産物水揚高昭和二十一年度自 四月七三、〇〇〇、至十月〇〇〇円 船舶入港数第三号女川港修築拡張計画㈠目下施行中の修築工事の促進と拡張目下施行中の修築工事は昭和十二年八月港湾協会設計第一期工事に相当するものとして、之が急速完成の為に本町に於ては本年十月十五日以来、全町に対し割当義務人夫出動制を施行しつゝありと雖も、当局に於かれても一段の促進方法を構せられんことを切望にたへす。更に時局の推移に鑑み、当時第二期工事として設計したる部分をも、此の際延長修築し二万噸級船舶の岸壁を完成し、明治以来本県竝に政府の宿題となりし問題を解決し、対米貿易港たらしむるやう施工せられんことを切望す。工費約二千万円㈡右に伴ふ臨海鉄道の敷設女川駅より前項岸壁迄延長約壱千八百米の臨港鉄道を敷昭和二十一年自四月至十月二八、五〇〇隻二五、七〇〇隻昭和二十年度230

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