女川町誌
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四、女川漁港修築工事事務所女川港周辺の漁港を調査し、且つ設計を行い、その工事の指導監督することを任務とする事務所で、本修築工事々務所は女川町・雄勝町及牡鹿町の東部三十一の漁港を担当している。そして本所の事業は昭和二十二年度より開始された。それ以来、女川町地区については昭和二十七年度まで鷲神南区地先の埋立工事を行い、出漁準備岸壁四三一米、妻護岸四一米、背面の埋立面積一四、三九三平米等の工事を完了した。昭和三十一年度に於ては、⑴宮崎・大原地先(甲)護岸延長九四、五米、(乙)護岸延長九〇、米、⑵漁船繋泊(甲)岩壁六四米、(乙)岩壁一六三、三米、その後の埋立一四、六〇七平米等の工事を完了。昭和三十二年度に於ては臨港鉄道の完成、同三十三年度に於ては岩壁三一〇米、埋立二一、〇〇〇平米などの工事が計画されている。本所の所長は昭和二十二年より三十二年八月迄岸忠男氏、同年八月以降板橋好寿氏、所員十二人、労務省一〇〇人となつている。女川港湾修築事務所長224

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