女川町誌
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出席者異議なく起工することに同意した。二、閉会同日午後二時(昭一〇・六・二四)右の通りに候也女川町長須田金太郎印三、女川港修築開港の請願昭和十年八月東北振興事務局並に内務・大蔵両省に対し、女川町より女川港修築を東北振興策として国費を以て当られんことを請願した。翌十一年三月には内務省土木局港湾協会評議会が丸の内鉄道協会々館に於て開催された際、「宮城県女川港修築説明書」を作製して提出した処、「女川港ヲ東北振興事業トシテ修築セラレンコトヲ政府ニ建議スル件」として受理された。翌十二年一月には港湾協会長に対し、本町長より女川港を第二種重要港湾に編入して東北振興事業として修築せられんことを政府に建議する件として提出し、同十二年五月には名古屋に於ける港湾協会第十回通常総会に前同様の件名を以て再び提出した。この際左記「宮城県女川港修築開港請願書」三百部を配布して説明した。之が功を奏して港湾協会より、女川港調査会を招致し、従来の宮崎防波堤以内の漁港から石浜までの商港へと拡大することになつた。宮城県女川港湾修築開港請願書㈠女川港修築開港請願書㈡女川港修築開港説明書㈢以下前回まで幾回も添附したるものにつき省略この一と二とは従来の請願書と内容を異にするを以つて以下こゝに記載する。㈠女川港修築開港請願書第一女川湾⑴内港は赤根と大貝崎とを以て抱かれ其の総面積三百五十六万二千坪を有す(別表参考書参照)⑵内港の水深は至る所大船巨舶を入るゝを得(別表参考書参照)204
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