女川町誌

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水産課長松本孝四郎現場関係工師佐川達太郎技手奥村芳貞・成沢淳一（現商工水産部漁業課長）技手補熊谷某請負人氏家康三・庄司新蔵・田村貞吉（ロ）工事１起工昭和七年十月２総工費一五〇、〇〇〇円（昭和七、八年度）３出漁岸壁三四五米４護岸七七〇米５防波堤（宮崎）一〇〇米６船揚場（宮崎）三二米７埋立（女川鷲神）二一、二一〇平米然るに昭和八年三月三日三陸地方の津浪があつて、この工事が完成に至らないうちに相当の災害を受けたが昭和十年五月三十日盛大な落成式を挙行した。次いで昭和十年六月二十四日町会議員の協議会を当役場内に開いた。出席者左の通り木村長吉阿部惣吉阿部長七小松七五郎木村慶治郎丹野貞蔵木村上須田金太郎平塚良作石巻土木工区主任国分浩氏来場一、開会時刻午後零時三拾分協議事項㈠鷲神浜字向山（女川漁港修築工事として埋立海岸道路沿ひ）に荷揚場として（桟橋）岸壁工事起工に関する件イ工費約壱万参千円ロ延長三〇米、幅五米のもの二個所設くること本工事に対する設備及設計等に関し詳細なる説明を国分主任殿より受けた。203