女川町誌
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礎方塊及場所詰混凝土より成る混成堤とす。其構造は外側二割、内側一割五分法に一個重量七五瓩内外の基礎捨石を投入上幅七米五同高干潮面下零米四とし、其上に幅一米に厚一米長一米五の堤体方塊を堤幅四米二の間に両側各一個宛水平に据付両側方塊間幅一米二の間隙には干潮面上零米六迄中詰栗石を塡充したる後、下段幅三米下段厚一米二上段厚一米の段形に場所詰混凝土上構を冠し、堤頂高干潮面上二米入に達せしめ、堤脚両側及内外法面共一個重量一、八〇〇瓩内外の被覆捨石を以て被覆し、第二区と同様なる内外犬走りを存せしむ。第四区延長九米五天端幅三米本区は第三区に続く延長九米五の区間にして、水深の関係上基礎捨石高を干潮面下一米六とせし、堤体方塊を両側各二個宛積畳することゝせる外構造寸法第共三区と同様なり。第五区延長七米天端幅三米本区は第四区に続き、延長七米に亘る区間にして水深の関係上基礎捨石高を干潮面下二米八とし、堤体脚部に総幅四米五厚一米二の堤体基礎方塊を据付くることゝせる外構造寸法共第四区と同様なり。第六区延長一三三米天端幅三米三本区は第五区と頭部との間延長一三三米に亘る区間にして第四区と同構造なれども、本区は堤の主要部なるに鑑み、基礎捨石高を干潮面下四米に低下し堤幅其他も之に準して増大せり。即ち基礎捨石上幅七米九堤体基礎総幅五米五堤体幅四米五堤体方塊積畳三層上構天端幅三米とす。頭部延長六米天端幅四米三頭部は第六区に比し堤体基礎総幅堤体幅及上構天端幅共各一米宛増大し、堤体方塊の幅及厚各一米二長二米とせらる外第六区と同様なる構造にして、堤頂中心には竿燈(電灯)一基を設置するものとす。㈡岸壁総延長七〇一米天端高干潮面上二乃至二米四埋立護岸の南199

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