女川町誌
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柱を配置す。㈢埋立岸壁背面三万九千平方米を干潮面上二米乃至二米四の高さに埋立て、漁業用陸上設備地に充つるものとす。以上計画に依る工事費概算別記の如し。女川漁港修築工事費豫算一金五十三万円也総工事費(四ヶ年継続)内訳金十三万三千円突堤工費金十三万三千五百円岸壁工費金十八万五千円埋立工費金五万円施工費金二万八千五百円監督費女川漁港修築工事設計説明書㈠突堤延長二百米、天端幅二米及至四米三、天端高干潮面上二米八押へ崎に起り南方に築出すること二百米にして頸部に達する半島堤にて、水深並に底質に応し第一、第二、第三、第四、第五、第六の六区及び頸部に分つ。第一区延長二四米五天端幅二米本区は起点より二四米五の間干出岩盤上に当るを以て、場所詰混凝土に依り堤幅下段三米二、中段二米大、上段二米厚、下段零乃至一米、中段及上段各一米の段形に提体を構築し、堤頂高干潮面上二米八とす。第二区延長九米五天端幅二米五本区は第一区に続く延長九米五の区間にして、捨石基礎場所詰混凝土上構より成る混成堤とす。其構造は内側一割五分、外側二割法に一個重量七五瓩内外の基礎捨石を干潮面上〇米八迄投入均整したる上下段幅三米一、上段幅二米五厚各一米の段形に場所詰混凝土上構を冠し堤頂高干潮面上二米八に達せしめ、堤脚両側及内外法面共一個重量一、八〇〇瓩内外の被覆捨石にて被覆し外側二米四、内側一米四の犬走りを存せしむ。第三区延長一〇米五、天端幅三米本区は第二区に続く延長一〇米五の区間にして、捨石基198

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