女川町誌

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然るに漁業制度改革後、かように長い間くすぶり続けて来たのであるが、この問題を重視した木村町長・鈴木町議会議長並に阿部産業経済常任委員長の三氏は、之が斡旋の労をとつた。その結果昭和三十五年三月に至り、漸く両者の間に仮協定が結ばれて、歴史的な別当浜漁業権問題の円満な解決を見たのである。次にその仮協定書を掲げることとする。994994